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ヨセミテ国立公園

豊かな自然、石好きさんにとっては巨大な花崗岩が魅力的なヨセミテ国立公園。Sierra Nevadaの中ほどに位置しています。

ヨセミテの花崗岩の成り立ちはヨセミテバレービジターセンターのページで簡単に紹介しています。

詳しく学びたい方はこちらの「Geology of Sierra Nevada」という本が参考になります。

写真や図解があり理解を助けてくれます。

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この本は旅先のマンモスレイクビジターセンターで購入しました。当時はまだ地質に興味を持ち始めたばかりで旅先で読み込むことをしなかったのですが、今見直してみると事前に読んでいたら旅先での視点をもっと広げられたな、と感じています。

ヨセミテだけでなく、Devils Postpile、Mono Lakeなども紹介されています。

(2016年8月訪問、2020年7月記)

140号を経てMercedからヨセミテへ

平野から徐々に丘、そして森へと景色が変わっていきます。ジュラ紀の泥岩が再結晶した変成岩スレート、蛇紋岩、斑レイ岩、リボン状のチャートなど多様な岩石を観察することができます。

​こちら↓の本にどの場所でどのような石が観察できるか説明があるのでおすすめです。

ヨセミテ国立公園内(1)

ヨセミテ国立公園内(2)

​Vernal Fallとその道中

ヨセミテ国立公園内(3)

​Glacier Pointにて。氷河が削った地形、ハーフドームを一望できます。

ヨセミテ国立公園内(4)

​標高2,476mのセンティネルドーム(Sentinel Dome)。Glacier Pointから1.4マイル。

​頂上はこんもりとしたドーム型なのでおそらくここも氷河期には氷に覆われたのでしょう。頂上付近で岩の剥離も見られます。

ヨセミテ国立公園内(5)

​タイオガパスロード(Tioga Road)を通りモーノレイク(Mono Lake)方面へ

​写真1:露頭

写真2:美しかったテナヤ湖(Tenaya Lake)。こんな湖畔でキャンプしてみたい

​写真3:テナヤ湖そばの名もなき山。写真手前か右側から氷河が移動していたのでしょうか。向こう側にプラッキングのような場所がありました

​写真4:クナ・クレスト(Kuna Crest)を臨む。ヨセミテの1/3を占めるTuolumne Intrusive Suiteの中では一番古い9,100万年前の花崗閃緑岩です。8月でも雪がありました。

​写真5,6:ヨセミテ公園の終わり、395線に近づくにつれ見慣れた花崗岩とは異なる岩が出てきました。本(RoadSide Geology)によるとこの辺りはホルンフェルスも見られるということですが時系列を含め調べきれていません。

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