モノ湖と石灰華 Mono Lake and Tufa Towers

少なくとも76万年間干上がることなく存在しており、アメリカでは珍しいことだそうです。この湖は灌漑用や都市部（Los Angeles) への水の提供のため一時は水量が大幅に少なくなりました。しかし1994年、法廷で水位を6,390フィートに保つよう決められた後は水位を保っているそうです。

モノ湖は川への水の流出がありません。水は蒸発しますが蒸発しない成分が残るため、湖の塩分濃度は海の3倍ほどになっているそうです。

湖に点在するTufa Tower（石灰華の塔）は元々水中で作られましたが（カルシウム分を多く含む流入水が湖底から湧き上がる際、炭酸塩が豊富な湖水と反応し炭酸カルシウムとなって蓄積される）水位が下がったのでその姿が現在地上で見えています。​

（2016年8月訪問、2020年10月記）