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野村断層

マップで示されている春日神社の裏にある野村断層。以下丹波市HPより抜粋していますが、条痕とみられる線がはっきりとわかります。

”地殻の力が作用して生じた地層の食い違いを断層という。巨大な力をうけるため断層にそって破砕帯がみられ、しばしば粘土を生じている。
 野村断層は左横ズレの断層であり、垂直成分はなかったことが断層面に残された条痕からわかる。断層面はチャ-トからなり、走向は南北線より26度西に向き、傾斜は65度東へ傾いている。破砕帯の幅は20m以上で美しい鏡肌をもち断層面の南西側につづいる。その部分は著しく破砕されているが粘板岩・砂岩からなる。この部分はもろくなっていて、はげしく浸食された結果断層面があらわれたものである。
 約30mある崖高は断層の運動とは関係なく浸食によるものである。断層の運動量は不明だが、破砕帯の幅からみるとかなり大きいと思われる。”
(2018年8月)

Nomura Fault

A   (2018.Aug)

兵庫県丹波市春日町野村

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