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千鳥ヶ滝
新第三紀中新世 川端層の礫岩・砂岩・泥岩互層が露出しており、機械で削った跡のような縞模様が見えます。
「ライマンは1874年に夕張川を上り千鳥ヶ滝付近に達し, 石炭転石を見てこの上流に大規模な石炭層があることを予測した。1888年ライマンの弟子の坂市太郎が志幌加別川で石炭の大露頭を発見して, 夕張地域を含む石狩炭田の歴史が始まる。」
日本最大である石狩炭田の歴史はこのようにして始まったのですね。ライマンさんは北海道開拓時代に招待されたアメリカの鉱山学者だそうです。
[参考文献]
保柳康一、川上源太郎、宮坂省吾 地質学のふるさと夕張:石炭形成とその前後の時代の地層 地質学雑誌 第113巻 補遺, 205-215ページ, 2007年9月
(2019年6月)
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